組織にも、アルゴリズムにも支配されない番組づくりを!第4回クリエイターファーストの会を開催します!

先日、NHK BSの縦型動画ドキュメンタリーを見て、背筋が凍りました。

NHK ONE | 日本放送協会
縦の支配 中国 ショートドラマの光と影 | BSスペシャル 【NHK】経済が低迷する中国で、スマートフォンの「縦型ショートドラマ」が大ブーム。1話1分ほどの連続物で、視聴アプリのユーザーは約7億人。市場規模は1兆円を突破し...

ざっくりと内容を共有します。

今、中国では縦型ショート動画アプリのユーザーが7億人を超え、1兆円というとてつもない市場規模になっています。しかし、その熱狂の裏側は「アルゴリズム」と「クライアント」に完全支配された絶望的な世界でした。
AIが生成した、ただ感情を揺さぶるだけのエロティックでオーバーな脚本。 現場で撮影中にも関わらず、クライアントからの電話が鳴り響き、役者も、撮影場所も、衣装すらも秒単位で指示され変更されていく。
かつてクリエイティビティを追求していたはずの監督たちは、ただ言われた通りに現場を回す「中間管理職」へと成り下がっていました。

傑作だった。

しかし何より皮肉なのは、この番組を放送しているのが、他でもない「NHK」だということです。(制作会社である、株式会社テムジンは相当な手だれ。)

彼らはアルゴリズムにこそ支配されていませんが、「国」や「巨大組織」という強大なクライアントの顔色を常に窺っています。

かつて熱量を持っていたはずのディレクターたちが、上層部の意向を汲み取り、ただ波風を立てずに現場を回すだけの「中間管理職」と化している。

形は違えど、彼らが抱えている本質的な絶望も全く同じではないか。

組織の顔色を窺うか、アルゴリズムの奴隷になるか。

資本主義の効率化やインプレッション至上主義の波の中では、僕らがこだわる表現や熱量は「無駄で非効率なもの」として真っ先に切り捨てられてしまいます。

しかし、これでいいのでしょうか?

これは、決して海の向こうの話でも、他人事でもありません。5年後、10年後の日本の映像業界全体に確実にやってくるリアルな未来です。

だからこそ、僕たちクリエイターは今、立ち上がらなければいけません。

巨大なシステムに飲み込まれず、純度を守り抜くために。個々がバラバラに使い捨てられるのではなく、コミュニティという防波堤を築き、自分たちのクリエイティビティを「ブランド化」して市場価値を押し上げていく。

業者として消費されるか、クリエイターとして生き残るか。

そんな未来を変えるための、熱い夜を開催します!

【第4回 クリエイターファーストの会】
今回は「映像業界の未来はどうなる?」をテーマに、最前線で戦うトップランナーのお二人をゲストに迎え、本気のトークショーを開催します!

■開催概要
日時: 8月22日(土)20:00〜
場所: 渋谷

▼特別トークゲスト(約1時間)
藤川 悠 さん(『nontitle』総合演出)
山本 健太郎 さん(『全力!脱力タイムズ』演出)

今の状況に少しでも危機感や疑問を感じている方。
一人で悩むのはもう終わりにして、一緒に僕らの手で「当たり前の世界」を取り戻しましょう!

▼本気の参加表明はこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeQBhr-yt9MAJt5XDkfrn6pVnSuIe4jcz2zi68MuHtFRYqs6g/viewform?usp=header

この想いに少しでも共感してくれた方は、業界の未来のためにぜひ気軽に井上のXのリプライやDMで声をあげてほしい!

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この記事を書いた人

井上 大輔のアバター 井上 大輔 映像ディレクター

TBSビジョン→テレビ朝日→NHK→株式会社草莽映像•代表/テレビ歴18年/『クロ現』『Nスペ』『世界遺産』『夢の扉+』など制作/YouTube“経営者ドキュメンタリー”『野望家たち』

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