SNS寄りのテレビマン

テレビ vs SNSに違和感を覚える!

まずもって、テレビ側の人たちは間違ってないというスタンスは本当にやめたほうがいいと思う。

表面的には 、選挙報道でのSNSの影響力を讃える番組もチラホラあるが…局内では「SNSは嘘ばかり」という安易な見方が主流だということ。

その性根こそが、今回の選挙報道のような結果になった根深い理由だと思う。

パワハラ報道はなんだったのか?

知事選にだって多額の税金がかかっているが、結局再選って。

いろんな意味で責任は重大だとは思う。

でも、 SNS側も全面的に肯定もできない。

「テレビは偏向報道で、嘘ばかりつく」と、マスゴミと一色単にするのは極論。

それこそ、テレビが「SNSは嘘ばかり」と先入観を取り払わない姿勢と酷似している。

テレビの仕事をしているからこそ、情報がどのような過程を経て、放送に至っているのかは、わかっている。

悪意を持って事実を捻じ曲げたり、洗脳しようとは一切していない。

ただ間違えることや、流れに乗ってしまい盲目になることはある。

だからこそ、今回のことは、きちんと誠実な対応をとるべきだったと思う。

でもそれは、SNSでも同じ現象は多々ある。

SNSで間違った情報を拡散してしまった人は、同じ分だけの拡散力で穴埋めができるのだろうか。

正確な情報を得て伝えることがどれほど難しいことか、巨大な影響力をもった立場で、間違えてしまった時、どう責任を取るのか、テレビマンはもちろん、実は SNS界隈の人たちもわかっているはず…。

互いに嘘つき呼ばわりして認めてない限り、情報格差は広がり、結局被害を受けるのは、本来、情報を届けないといけない善良で情弱な市民たちになる。

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この記事を書いた人

井上 大輔のアバター 井上 大輔 映像ディレクター

TBSビジョン→テレビ朝日→NHK→株式会社草莽映像•代表/テレビ歴18年/『クロ現』『Nスペ』『世界遺産』『夢の扉+』など制作/YouTube“経営者ドキュメンタリー”『野望家たち』

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