2025年– date –
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Column
久しぶりに本気でキレた話
先日、ある上場企業のウェブメディアから記事依頼が来たので「取材」を受けた。中小企業の社長に話を聞いて記事にするのだという。 しかし、結果から言うと、記事にすらならず、ただの時間の無駄となった。でも一番キツかったのは、時間よりも、「取材」と... -
Column
歴史の主役
教科書の中では、歴史の主役はいつも大きな功績を残した偉人の名前で埋め尽くされている。 でも、18年間カメラを通して“現場”を見てきた感覚で言うと、歴史を動かしているのは、主役の偉人たちだけじゃない。 社会の歪みに巻き込まれ、その日暮らしをして... -
Column
石丸vs維新から見えた? 今必要なのは“論破力”じゃない
ReHacQの討論で、石丸伸二さんと維新の藤巻議員がまったく噛み合わず、スタジオの誰もが藤巻議員にうんざりしていた。 正直、見ていた僕もそうだった。 でも、その場でただ一人、ReHacQの高橋さんだけが藤巻議員の言葉を“理解しようとしていた”。 【石丸vs... -
Column
リベラルだけど左翼ではない
昨今の排外主義を煽るような極端な右傾化に違和感を覚えるし、しばき隊のような過激なヘイト活動も理解できない。 僕はリベラルだと自覚していたが、最近、保守的な人たちと接する中で、共感することが多く、やっぱり自分は保守なんじゃないかと思い始めて... -
Column
元テレビ局員の業界予想
テレビの時代は本当に終わったのか? 僕の答えは「半分YES」で「半分NO」。 まずエンタメ。 これはもう完全に個人発信の時代に入っている。 YouTubeや配信者に人もお金も流れていて、規模と資本で支配してきたテレビ局は、コンプラに縛られどんどん面白さ... -
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SNS寄りのテレビマン
テレビ vs SNSに違和感を覚える! まずもって、テレビ側の人たちは間違ってないというスタンスは本当にやめたほうがいいと思う。 表面的には 、選挙報道でのSNSの影響力を讃える番組もチラホラあるが…局内では「SNSは嘘ばかり」という安易な見方が主流だと... -
Column
良いディレクターの条件
大きく分けて2つある。 1.「自分はこうしたい」という明確な意志があること ディレクター(演出家)の仕事には、取材・撮影・編集とさまざまな工程があるが、カメラマン、音声マン、編集マンなど、どの工程にもその道のプロフェッショナルがいる。 その人... -
Interview
誠実であるために、テレビ局を辞めた。草莽映像が目指す、ディレクターの信念を貫くドキュメンタリー制作
TBSビジョン、テレビ朝日、NHKと、18年間にわたり3つの放送局を渡り歩いた映像ディレクター・井上大輔。『クローズアップ現代』『NHKスペシャル』『羽鳥慎一モーニングショー』など数々の花形番組を手がけ、安定した収入もあった中、「本当のことを伝えた... -
Column
オールドメディアへの最終警告
テレビ局を辞めて、半年。 TBS・テレ朝・NHK時代の仲間たちと再び会う機会が増えたけど、ひとつだけ共通点がある。 「今のテレビに、もう未来はない」と感じているということだ。 僕と同世代、もしくはそれ以下の“本当に優秀な人”ほど、テレビの外に出るか... -
Podcast
井上大輔、Podcastを始めました!#00
元TBS・テレビ朝日・NHKのディレクター井上大輔が、18年間のテレビマン生活で見てきたこと、独立して見えてきたことを語るPodcast。 テレビ業界の裏話から、映像制作の神髄、メディアの未来まで。ドキュメンタリストの視点で切り取る「日常」を温かく、時...
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