テレビの時代は本当に終わったのか?
僕の答えは「半分YES」で「半分NO」。
まずエンタメ。
これはもう完全に個人発信の時代に入っている。
YouTubeや配信者に人もお金も流れていて、規模と資本で支配してきたテレビ局は、コンプラに縛られどんどん面白さを失っていく。
エンタメは「テレビ局依存」から「個依存」へシフトする。
一方の報道は少し事情が違う。
取材というのは数が必要で、非効率さを含めた“厚み”が求められる。
だからこそ、大手メディアは依然として強い。
小規模メディアや個人では、質も量もカバーしきれないのが現実だ。
ただし、ネット発の報道には強みもある。
人々の興味関心に寄り添い、深く切り込めるからこそ面白くなる。
その分リスクもあるが、逆に言えばそれが新しい報道の魅力になっている。
僕の結論は…
テレビのエンタメは廃れていき、報道はかろうじて残る。
そうなると、テレビ局は報道に力を入れていき、エンタメは外部発注することが増え、局員は管理者だけが残るようになる。
そこでは、クリエイティブな要素は二の次、三の次となっていく。
個人的には、こうしたテレビ局の末路が見えてきてしまい絶望し、辞めてしまったのだが。




コメント